1/15/2016

【RV編】013 側で眠らせて。


消防署で欲求を満たしたランちゃん。
よし。準備が整った。ウィルソン氏の姿を追いかけよう。





一度、彼の自宅を確認。
不在。おそらく勤務中だろう。




今回は彼の職場である病院の近くで待つことにした。




プレイヤーは考える。
追いかけて、近くにいても、見てるだけ。(五七五)
ランちゃん自身には何のイベントも起こらない。





何も得られず、ただ時間を費やすことに意味があるのだろうか・・・。




(あら?こんな所でお祭りやってるのね。)




病院の前にはお祭り会場があった。
ウィルソン氏が出てくるまでここで遊ぶとしよう。




カボチャが収穫できそうだった。チャンス!持ち帰るぞ!




強い視線に耐えられなくなり、写真を撮った。
いや、レンズ越しならなんとか防げると思って。(何をだ)




そんな中でチラッと確認。誰も出てくる気配はない。




「まだ、時間かかるのかしら・・・」

なんて表情をするんだ。




冷えるので室内に入ってもらった。ついでにお便所。




ここで雷。
不覚にも可愛いと思ってしまったプレイヤー。(いや普段も可愛いと思ってはいるけども)




「もう、びっくりしたじゃない。」

用を足したあと着替えた。(寒そう。)




ウィルソン氏の自宅を覗く。まだ帰っていない。




戻ったら自信に満ちていた。
リンゴくわえ、頑張るのかな?




再び病院前。医療キャリアの人はいなかった。




「何度確認しても出てこないなんて、ヒマにもほどがあるわよ。」

うーむ。今回の相手はガードが固いね。




「リアくん・・・。」

暇つぶしにリアの様子(ブログ)を見てもらった。




(あああああああん!!!リアくううううううんんんん!!!)




(忘れかけていたわ。アタシ、失恋したんだった・・・)




(本当はリアくんが好きなのに。
こんな田舎で傷心旅行だなんて何やってるんだろう・・・しかも独り!!!)




独り!!!




~ピンポンパンポーン♪本日の営業は終了しました。

「・・・」




「・・・帰る。」

プレイヤーは考える。
シムズって、こんなに寂しいゲームだっただろうか・・・。




やはり誰もいない。
しかし、お祭り会場が閉まった=21:00である。
昼間から見てるけど長くないか?




帰 っ て た。




「・・・いいの。本当は分かってた。
彼は忙しい人。アタシのことなんて考える余裕はないのよ。
少しでも期待したアタシが悪かったわ。」




(おつかれさま。長い時間、大変だったでしょう。)




(うん、そうするといいわ。あなた、本を読むの好きだもんね。)




(ゆっくり、休んでて。)




ランちゃんも帰宅。




テントを所持品に入れ、




空っぽのポストを見つめて、




寝床へ向かおう。




いざ。






(ゲッ。セキュリティちゃんとしてるのね。入ったら警察来ちゃうかしら・・・?)

隙のないお方。




彼が集中している間に、




庭の方へテントを張った。今度こそ一夜を過ごしてみせるぞ。
前は怖くなって逃げたからね。せめてどこまで居られるか確認はしておきたい。




早速、ウィルソン氏現る。
分かりづらい。このSSだと樹の幹と一体化していて彼の姿が捉えにくい。




ここでランちゃんを認知。
本来ならゲームオーバーだがもう少し見てみよう。








すんなり戻っていった。注意一回しかしないのか。




直接顔を見られたわけではないし、このまま彼の敷地内で一晩過ごさせてもらおう。
ゲームは続行である。




ランちゃんが眠って暇になったプレイヤーは、ウィルソン氏が眠るまで見守ることにした。




本を棚に戻していた。




眠気を堪えてゲームをしていた。




そして就寝時間。




思わずポーズ。カメラを近付ける。
医者で天才でガードの固い男。(推測)
無意識にリオさんと重ねていたのだろうか、寝巻きはパジャマかと思い込んでいた。
ランダムかもしれないという邪心を払いのけ、思わぬ光景に悦ぶプレイヤー。




もっと近くで見てみよう。




素晴らしい。








『ジェベディアー・ウィルソン写真集』
出せそう。




邪魔して申し訳なかった。




おやすみなさい!




二人の距離が初めて近づいた気がした。




そして朝。




(昨夜は早く寝すぎて彼のこと全く見られなかったわ。せっかく一緒だったのに・・・。)




(また来るわね♪)




(どうしよう。今日もあの場所で寝ていいのかしら・・・)




(なんだか慣れなくて居心地悪いわね。すごく恥ずかしい。)

複雑で不安定な情緒。まだまだ彷徨う。